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美術館の歩み

新橋時代の美術館外観

新橋時代の美術館外観

松岡美術館は1975年11月25日
港区新橋の松岡田村町ビル8階に開館しました

初代館長であり、美術館の創設者である松岡清次郎は若いころから書画骨董を愛し、約半世紀をかけて一大コレクションを築きました。

80歳を迎えるころ、「優れた美術品は一般に公開し、一人でも多くの美術を愛する人に楽しんでいただこう。学術的価値のあるものは、その道の専門家や若い学究の研究資料として利用してもらおう。そうしてこそ私のこれまでの蒐集が意義を持つのではないか」と考えるようになり、美術館の設立を決意しました。

松岡清次郎

松岡清次郎

海外のオークション会場で下見をする清次郎

海外のオークション会場で下見をする清次郎

1800件あまりの所蔵品の多くはロンドン、ニューヨーク、香港などで開催されるオークションでの落札によるものです。

清次郎は開館後も国内外の美術展に足しげく通い、また精力的に海外へ赴き、自分の審美眼を信じ、生涯蒐集を続けました。

当館は開館以来、所蔵品のみで展示を行っています。それは、「私立美術館は美術品を蒐集した館の創立者の美に対する審美眼を、その一つひとつの美術品を通して、ご覧いただく方に訴えるべきところ」と考えた清次郎の意志によるものです。

一人のコレクターの軌跡をたどりつつ、時を超え、洋の東西を越え集った美の世界をお愉しみください。

新橋時代の展示室

新橋時代の展示室

沿革
HISTORY OF THE MUSEUM

1975年(昭和50年)11月25日
東京 港区新橋 松岡田村町ビル8階にオープン
1989年(平成元年)3月20日
創設者・初代館長 松岡清次郎逝去
1996年(平成8年)10月
東京 港区白金台の松岡清次郎私邸跡地に新美術館建設開始
2000年(平成12年)4月7日
新美術館・オープン
2015年(平成27年)9月4日
伝 周文《竹林閑居図》墨画淡彩一幅が
重要文化財に指定される
2019年(平成30年)6月2日~
館蔵品の修復調査、及び諸設備改修工事のため休館
2022年(令和4年)1月
リニューアルオープン
松岡清次郎私邸

松岡清次郎私邸

現美術館外観

現美術館外観